KCN 1544    2019.9.1

最近の話題 3点ご紹介いたします。

1.  ミレイユ・マチューMireille Mathieu、5年振りフランスでのコンサート

2.  ルノーRenaud、「Dès que le vent soufflera/風が吹いたら直ぐに」ヴァカンスの車中で最も歌われる曲

3.  A la volonté du euple/民衆の意思に」、香港デモ隊の歌に

 

1.ミレイユ・マチューMireille Mathieu、5年振りフランスでのコンサート

Mireille MathieuAvignon 1946.7.22-歌手)が2019年7月26日(金)フランスでは5年振りとなるコンサートを行った。LacosreVauculuse県)で行われた第19回Festival Pierre Cardinに、Cardinの友人の一人として8年振りに特別ゲストで招かれたもの。Mathieuは最近では海外での公演が多く、2019年に入ってからも3月に4日Minsk、3月6日Moscou公演などを行っていた。4月20日にはNotre-Dame de Parisへのオマージュコンサートに出演Shubertの「Ave Maria」を歌っている。フランスでの最近のコンサートは2014年デビュー50周年を祝う国内ツアーで、10月24~26日ParisOlympiaに出演、ツアー最終日は11月9日の生地Avignonでの公演であった。今回はそれ以来となるフランス公演、7月21日Mathieuは「Mon Pierre,Mon Pierre」と呼びかけながらCardinに近寄り再会を喜んだ。Cardin「我々は二人とも、互いにフランスを代表する人物として尊敬し合っている」。CardinMathieuのステージ衣装を最初にデザインしたのは1965年MathieuSacha Distelの前座でParis Olympiaに出演した時。Mathieu「偉大なCardinのデザインになる衣装を着て舞台に立てるのは大きな喜び、特に外国で歌う時には大きな誇り」。今回のコンサートで着用されたステージ衣装ももちろんCardinのデザインによるものでParis Faubourg Saint-Honoréのブティックで試着済み。21時からLacoste城のThéâtre des Carrières/石切場劇場で行われた野外コンサート、バックは18人編成のチェコ、プラハ楽団。700人のファンを前にMatieuは「Je suis une femme amoureuse/私は恋する女」、「Ma mélodie d’amour/愛のメロディー」の他、Charles Aznavourに提供された「Une vie d’amour/愛の人生」、Piafの「Hymne à l’aour/愛の讃歌」などを歌った。最前列の席に座ったCardinに話しかける場面も。Mathieuは今後も海外公演が続き2020年3月にはBudapestVarsoviePragueなどが予定されている。

Ma mélodie d’amourhttps://www.youtube.com/watch?v=_ysh56oGTaQ

 

2.ルノーRenaud、「Dès que le vent soufflera/風が吹いたら直ぐに」ヴァカンスの車中で最も歌われる曲

フランスの世論調査会社OpinionWayの調査によると、ヴァカンスに向かうフランス人が車中「à tue-tête/大声で歌う」曲のトップはRenaudの「Dés que le vent soufflera」。18歳以上の男女1029人から回答を得たアンケートの結果の由。「Dés que le vent soufflera」はアンケート回答者の41%が挙げている。この曲はRenaudの作詞作曲による1983年のヒット。Hugues Aufray(1929-ACI)の1961年のヒット「Santiano」からインスピレーションを受けたと言われる。歌い出しの、そして何度も繰り返される「C’est pas l’homme qui prend la mer, c’est la mer qui prend l’homme/人間が海に出ているのではない、海が人間を虜のするのだ」はJoseph Kessel(1898-1979 作家、冒険家)の言から。ルフラン部分には故意にした文法上の誤りがあることも知られている。すなわち「Dés que le vent soufflera je reprtira(正しくはrepartirai).Dés que le vents touneront nous nous en allerons(正しくはirons)./風が吹いたら直ぐに、僕は再び出発する。風が変わったら直ぐに我々は出て行く」。この曲は「Mistral Gagnat/ミストラル ガニャン」に次ぐRenaudの代表作。

Des que le vent soufflera」 https://www.youtube.com/watch?v=7wq49tcORVM

2位、IndochineL’aventurier/冒険者」(40%)、https://www.youtube.com/watch?v=7c-y-LxandI

3位、Charles AznavourEmmenez-moi/世界の果てまで」(40%rhttps://www.youtube.com/watch?v=5eL6E5CeWaw

以下「Le chanteur/歌手」(Daniel Balavoine、4位)、「Dancing Queen」(Abba、6位)、「La foule/群衆」(Edith Piaf、10位)

 

3.「A la volonté du euple/民衆の意思に」、香港デモ隊の歌に

2019年6月から香港で行われている大規模デモで、デモ隊が歌っている「Do You Hear the People sing/民衆の歌声がきこえるか?:民衆の歌」の原曲は「A la volonté du euple」。これはVictor Hugo原作のフランスミュージカル「Les Misérables/ああ無情」から。 ミュージカル「Les Misérables」は1980年9月ParisPalais des Sportsで初演された。「A la volonté du euple」(Alain Boubil & Jean-Marc Natel作詞/Claude-Michel Schonberg作曲)は第1幕に1832年パリ市民による6月暴動で政府軍と対峙する場面で歌われたもの。1980年にリリースされた2枚組みLPのコンセプトアルバム「Les Misérables」にはAdamoMichel DelpechMireilleらが参加、「A la volonté du euple」は2枚目のLPA面トップにMichel Sardouの歌で収録されている。

ミュージカルはその後1985年10月から英語のよりイギリスロンドンで上演され、その際「A la volonté du euple」にはCameron Mackintoshにより英語の歌詞が付けられ「Do You Hear the People sing」に。

香港では既に2014年のいわゆる雨傘革命の際にもこの曲が歌われている。

A la volonté du eupleMichel Sardou https://www.youtube.com/watch?v=fZwygE-YJl8

Do You Hear the People sing」香港デモ隊空港占拠時 https://www.youtube.com/watch?v=1zUUjVWzNiA

 

 フランス語で歌うシャンソン教室

 今月の顔 9月   
////Septembre  2019 
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        Rose
   

女性ACI Rose

La Liste/リスト」などを収録したファーストアルバム「Rose」をリリースしたのは2006年9月22日


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